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プロアトラスW3のジオラマ機能

立山黒部アルペンルート
 アルプス社の電子地図「プロアトラスW3」は購入以来、毎日のように使っている。街中の地図もよく見るが、少し遠方までのルート検索機能でだいたいの道順や所要時間を知るのによく使う。W2は航空写真しか持っていなかったので郊外の地図が粗めであったが、W3は関東・東海・関西なのでよく見る関東北部や中部山岳はほぼ全域1/25000でカバーされ、林道も記載されているので便利である。

 プロアトラスの新機能はいくつかあるが、GARMIN GPSとの通信はまだやっていないのでわからないが、最近、ジオラマ機能で時々遊んでいる。
 ジオラマ機能はカシミール3Dと比較するとかなり貧弱である。
 描画範囲が地図の画面表示の範囲に限られるし、正確な視点の指定もできない。CGの完成度もカシミールの地図合成マッピングのプレビューレベルである。
 では、ぜんぜん使えないのか、というとそうでもない。
 プロアトラスはカシミール3Dが使っている国土地理院の地図とは表示項目の性格がまったく違う。基本的には都市や町の案内図なので道路や建物の表示が詳しい。だからそれらに的を絞った使い方だとカシミール3Dでは表現できないジオラマ・鳥瞰図を作ることができる。

 そんなひとつが左の画像。これは立山黒部アルペンルートの全体を鳥瞰したもの。同じ位置でカシミール3Dでももちろん鳥瞰図は作れるが、地形表現ではカシミール3Dにかなわないが、全体のルート案内という意味ではプロアトラスW3に軍配があがるのではないか?

 それと都市部の航空写真もなかなか面白い。
 カシミール3Dにも「スカイビュースケープ」という有料サービスで航空写真を使うことができる。提供元のライセンスのせいか収録範囲はほとんど重なっていない。そういうわけでプロアトラスW3での航空写真はカシミール3Dとは違った場所のCGを作れる。
(ただし最新版の「航空写真II」には衛星画像もついているので、これはカシミールと競合するだろう)

 残念なのはその仕上がりである。陰影処理を航空写真マッピング時にも施しているせいなのか色が微妙に(かなり・・・)おかしくなってしまう。

 そんなプロアトラスW3によるジオラマ画像をこちらにアップしました。

P.S 手持ちのプロアトラス航空写真は最新の「航空写真II」ではなく前バージョン。で、最初、こいつをプロアトラスW3で使う方法がわからなかった。ヘルプには「II」しか使えないと書いてある。待てよ、W3発売時にアルプス社に質問したっけな、と、以前のブログを探す。
 ありました。ここのQ1です。
 というわけで、無事、移行ツールで前バージョンの航空写真をW3で表示できるようになりました。しかしこの移行ツールと移行方法の解説がアルプス社のWEBの購入前のQAに見あたらないのはちょっと不親切ではないか??

P.S 2 移行ツールは「ユーザサポート」のQAに掲載されていました。
http://www.alpsmap.co.jp/cgi-bin/faqitem.cgi?id=1000

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