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三浦雄一郎「高く遠い夢」



三浦雄一郎「高く遠い夢」を読んだ。
2003年5月22日、70歳にしてエベレストに登頂し、無事下山した記録である。

三浦雄一郎といえばプロスキーヤー、冒険家であり、アウトドアに興味のない人もその名前くらい知っているだろう。
氏に関してはこんな記憶がある。
1970年、エベレストのサウスコル8000メートルから大滑降をした頃だったろうか、父が
「雄一郎よりも親父のほうが凄い。オレと同じ名前だ。名前を聞かれると、三浦敬三の敬三、ということにしている」
そんなわけで物心ついた頃から三浦敬三・雄一郎父子の名前は知っていたし、エベレストの滑降の様子は例の転倒から岩への激突までは何度かTVで見たことがあるが、本を読んだのはこれが初めてである。

冒頭が山頂への最後の登高シーンから始まるのは賛否両論ありそうだが、全体としては気負いなくまとまっている。最初のほうには父・敬三の話も出てくる。この人はこの2月(2003年)に99歳でモンブラン・ヴァレブランシュ氷河24キロを4時間かけて滑っている。もちろんギネスブックである。今でも年間120日スキーを履くというから凄い。

ヒマラヤ登頂ものは往々にして何度のたかい壁の通過の模様にページが裂かれ、それはそれでいいのだが、今回はふもとからの高度順応を含めた様子が書かれて参考になった(参考になったといってもヒマラヤに行くつもりはないけど・・・)。

P.S そうそう、三浦雄一郎氏は身長164センチ。意外に小柄。エベレストを目指した5年前(1998年)の体重は82キロだったのを直前には68キロまで絞ったとのこと。

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