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Mio168 はじめの一歩

昨日までのMio168の試行錯誤のようすを、「Mio168 はじめの一歩」としてまとめてみました。
まだまだ、ですが、少しは今後も改善したい・・・。

http://yamatabi.que.ne.jp/mio168/index.html

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Mio168導入サイト

ぼくと同じ時期にMio168を導入されたimrさんが、ご自身のサイトで経過をまとめています。
こちら
元祖、GEOCACHING (ジオキャッシング) のimrさんらしい使い方をフィールドで早くも実践されています。

ぼくのほうも、そろそろ(いつものように)簡単な導入マニュアルを作ろうかと思っていますが、ちょっと難航中。

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Mio168到着(その3)

アクセサリー

昨日、SPAさんに注文したイヤホン(商品名はヘッドセットのようだ・・・)と充電可能USB ActiveSyncケーブルが、もう到着したので、さっそく試してみた。


1.ヘッドセット
イヤホン本体(耳に入れる部品)からプラグまでの全長はざっと1メートルくらい。これだけの長さがあれば手提げかばんの中にMio168本体があっても大丈夫であろう。途中に洋服の襟などにひっかけるピンもついておる。

MP3を再生するソフトはWindowsMediaPlayerVer9と専用のmp3プレーヤー。
バッテリが少なくなったときにmp3プレーヤーは起動しなくなるが、WMPは落ちる寸前まで演奏する。最後に「このファイルを演奏するだけのバッテリーがないからダメヨ」みたいなメッセージが出る。

音はけっこう大きい。音量調整がステップきざみなので無音から1つアップしたところで聞いているがそれでもやや大きめ。繁華街や電車の中でも余裕だろう。音漏れはイヤホンの形状からあまり懸念ないと思うが・・・。

2.USB接続ActiveSyncケーブル(巻き取り式、充電可能)・・・商品名が長い。

ナイスです。
写真のとおり小さいです。ケーブルはある程度ひっぱると自然に止まります。
Mio168はクレードルが付属しておらず、購入するにはちょっと高いのですが、クレードルのようにスペースをとらないしいいですねえ。

お勧めです。

本日の疑問・・・。

1.Mio168本体の電源を完全に切る方法がわからない。

本体横の電源ボタンでいちおうは切れるのであるが、液晶に触れると起動したりする。
PPCってこんなもんなのか???

2.タスク削除がわからない。

上記とも関連するかもしれないが、一度起動したアプリで自身で終了コマンドを持たないソフトの終了ができない。というわけで、キャプチャソフトのCaptCEはずっと起動しています・・・。

3.PocketMappleDigitalとomaniの競合??

PocketMappleを起動してGPS起動し、終了させたあとで再度、PocketMappleを起動し、GPS起動すると「GPS無応答」と表示される。そのあと、ファイルマネジャーでomaniを一回起動させて終了すると、PocketMappleの方のGPSが「検索中」となり動き出す・・・。
よくわからない。

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Mio168到着(その2)

引き続きMio168を少しずついじっている。

今まで使っていたカシオペアラジェンダの主な用途は、
1.母艦PCとのOUTLOOKの連動(予定表、連絡先のみ)
2.MP3プレーヤー
3.地図ビューワ(GarmapCE)
てなわけで、256MBのCFの半分以上がMP3ファイル、残りが地図関係・・・・。

で、本日やったこと・・・。

1.会社のPCにActiveSyncを入れて、OUTLOOKとの同期を取れるようにした。

2.会社での同期用にActiveSyncケーブルが必要なので、専用イヤホン、保護シートとあわせてSPAさんに注文。

3.PocketMapple Digitalのインストール

  この作業は母艦PCでSuperMappleDigitalを起動し、その中のメニューから行う。
  インストールする地図はベクトル地図とラスター地図が選択できる。

  ラスター地図はあとでGarmapCEとかOMANIで使うし、ベクトル地図がデフォルトのようなので、こちらを選ぶ。地図からマウスで範囲指定でも選択できるし、都道府県地区町村でも選択できる(ベクトル地図の場合)。東京と神奈川(川崎、横浜)を選択したところ50MBだった(東京のみだと36MBくらい)。自宅付近は詳細版がなかった(広域、中域、詳細の3段階ある)が、道路はすべて網羅されていた。十分。

4.omaniのインストール。
  omaniとはPocketPC用の地図ソフト。ラジェンダはWindowsCE3.0だがPocketPCではないので動かなかった。
というわけで初めて使う。

  omaniではGarmapCEとPocketMappleの地図が使える!

  GarmapCE用の地図はカシミール3Dで切り出しができるので、omaniがあれば山岳地図と都市部の地図の両方を使うことができる。
 このあたりは落ち着いたら別途まとめておきたい。

 ちなみにomaniもPocketMappleもソフト本体はMio本体に、地図はSDカード(256MBにインストール)。

 余談だがSDカードはアドテックのe-shopが自社製品でそこそこの性能(読み込み時:5,800KB/sec、書き込み時:4,230KB/sec )でとても安いと思う。
 ぼくはここで買いました。256MBで7,600円 楽天のアドテック より高速(6MB/秒)のAD-SDPS256Mは9,980円だが、デジカメではないのでそれほど高速でなくても十分ではないか・・・。


5.GPSのテスト
 さきほど自宅の近所をうろうろしてみた・・・。PDAを見ながらよたよた歩いていたので危ない奴と思われたか・・・。

 COM2を選択し、問題なく稼動。
 omaniで使ったあとは、open portしないとその後でPcoketMappleで使おうとしたらGPS初期化できなかった。
 測位は前評判以上に早いと思った・・・、まあ、数分なんで評価にもなりませんが。

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Mio168到着!

待ちに待ったMio168が今日、到着しました。

まだ、本体は充電中。
母艦PCにACtiveSyncとSuper Mapple Digital Ver4をインストールしただけ・・・。

週末ぐらいには稼動させたい。

第一印象。
小さい! 今使っているカシオペアラジェンダも軽快で良いが並べてみると、さらに一回り小さい。
それと画面が明るい。この点は比較対照のラジェンダは液晶が暗いので有名なので(といっても通常使用では不便はないけど・・・)いまどきのPDAはこのくらい明るいのかも。

当面の課題は、ステレオイヤホンをどうするか、である。
通常のイヤホンは3.5ミリのミニプラグであるが、Mio168は2.5ミリ超ミニプラグ。変換プラグは電気やさんで600円くらいで買えるが、これを使うと、変換プラグの分、横に飛び出る(プラグの口は本体の横にある)。
2.5ミリのイヤホンを買ったほうが使いやすそうだが・・・。

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深代惇郎「エッセイ集」

エッセイ集の方は未読だった。
30代後半から40代前半に、朝日新聞や朝日ジャーナル(廃刊になって久しいですね)などに掲載された、主に英国を中心としたエッセイ集である。
起承転結を入れながらも、単行本1ページにきっちり収まる「特派員メモ」は後の天声人語を思わせる。
いずれも秀逸なエッセイで時代に褪せていないと思うが、最後の「世界名作の旅」はインテリとしての深代の面目躍如である。
題材となった名作は以下のとおり。

・怒りのぶどう
・風とともに去りぬ
・最後の一葉
・アメリカの悲劇
・フランクリン自伝
・パスビカル家の犬
・海へ乗りゆく人びと
・チボー家の人びと
・人形の家
・チップス先生さようなら

このうちぼくが読んだものが3冊しかない(それも大昔に・・・。1冊だけは原書だ、どれだかわかりますよね)。挫折したものが2冊・・・・。ま、彼我の差に落胆するのは止すとして、「チボー家の人びと」の回がやはり秀逸である。

深代の上司である当時の論説主管があとがきで以下のように記している。
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深代君が、マルタン・デュ・ガールの名作「チボー家の人びと」を選んだことは興味ふかい。この大河小説をすみずみまで味読したものだけが持つ圧倒的な情感と強烈なヒューマニズムをもって、このルポルタージュは読者に迫ってくる。
--------------------------------------------------------------------------------------

あちらは味読、こちらは未読。一字違いで大違いだ。

悔しいので「チボー家の人びと」について少し調べてみると、なるほど、いろいろあるんですね。
チボー家のジャック:アマゾンの紹介だと「「チボー家の人々」の主人公ジャックに焦点を当て、作者自身が抜粋、加筆、編集を行ない一冊にまとめた名作が、高野文子氏のイラストと共に懐かしの「黄色い本」として甦る。とある。
その「黄色い本」とは、どうも女学生が「チボー家の人びと」をゆっくり読み、ジャックに出会い、感動し、そして別れるというような内容のマンガのようだ・・・。

因縁のチボー家に再挑戦にするにはこのあたりから始めないとだめかもしれないな。

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再読「深代惇郎青春日記」

・・・というわけで、「深代惇郎青春日記」を「スーパー源氏」で検索して「エッセイ集」とともに古本で購入した。
山とPC関係以外で本を購入したのは何年ぶりか・・・。

まずは「青春日記」を再読した。
最後に読んだのはいつかは覚えていないが、おそらく10年以上はたっている。
それでも、さすがに、100回くらい読んだだけに読み始めるとどんどん思い出す。
しかし忘れていた部分も多い。

学生の頃に読んだときは彼の深い情感と理性に圧倒されてしまったが、今、読み返すとそのすばらしさは不変ではあるが、もう少し距離を置いて読むことができた。

以下、脈絡なく・・・。

学生時代から入社前後の日記には時代を感じる。時代とは吉田内閣、朝鮮戦争前夜、そんな時代である。
アメリカではマッカーシズムが吹き荒れていた時期でもあり、友人には全学連の闘士もいる、そんな時代である。
日本はまだサンフランシスコ講和条約を締結して間もない頃。
そういう時代であればこそ、「自由」「階級」「プチブル」「大衆」という用語が多いのであろう。
プチブルなんて久しぶりに見た、忘れかけていた言葉である。もっともいまやその元の「ブルジョア」すら聞くことがない。

前回、氏の真似をして「チボー家の人々」を購入して挫折した話を書いたが、深代さんは卒業の年に「ジャン・クリストフ」を読んでいる・・・。むむむ・・・。そうか、この年で読むものか・・・。「ジャン・クリストフ」はベートベンをモデルにしたロマン・ロランの小説で小学校4年の時に読んで、暗くてつまらなくて意味がよくわからなかったのだけを覚えている。
ぼくが高校を卒業し、漱石の「こころ」を読むまでは積極的に小説を読まなかったのは、学校で本を読むと必ず感想文を書かされそれが面倒だったのと、「ジャン・クリストフ」で長い小説に懲りたことが大きな要因だと思っているが、深代さんが相応の年になってこの本を読んでいたのは、考えさせられる。

ところで、ぼくはふだんの生活で「彼は頭いいな」と思っても人にはなるべくいわないようにしている。彼の頭がいいとわかる自分が頭がいいんだよ、といっている気がするからであるが、なんだ、同じことが「青春日記」に書いてあった・・・。たぶんこれを読んでそうしようと思ったのだと知った・・・。

ロンドン時代の日記は深代さんは30歳。すでに女房もちである。
学生の頃の若々しく激しい日記とは打って変わって、氏のその後の天声人語につながる深い洞察とやわらかな文章が見られる。まだまだ名文ではないが、視点が鋭く、意見がくどくない。
ところでこの時期の日記にインドシナをめぐるアメリカとイギリスの外交交渉に触れられている。アメリカはダレス、イギリスはイーデンである。ここで深代さんは軍事優先、植民地の人民の意識を無視するアメリカのやり方を非難しているが、氏の予見どおり、アメリカがその後、ベトナムの泥沼にはまっていくことは周知のとおりであり、現在のイラクにも通じるところもあり、政権が代わっても政治の世界はあまり変わっていないことに気がつく・・・。

日記にはなぜ新聞社を選んだかという明確な理由は記載していないが、「官吏や大企業に行く」同輩に俗悪なものも多いと書いていることや、全共闘闘士Nへの手紙から、氏が「民衆に正しい判断材料を提供するために」マスコミを目指したのであろう。
 果たして今のマスコミ、朝日新聞は深代さんが描いていた機能を果たしているだろうか。


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深代惇郎の青春日記

直前のブログで朝日新聞の社説をけなしたが、少なくとも学生時代から社会人の何年かまでは
朝日新聞にはいい印象があった。それは決して当時の大学受験の国語の出題元の一位を、小林秀雄を抑えて「天声人語」が飾っていたからではなく、「深代惇郎の青春日記」という一冊の本のおかげである。

深代さんは天声人語の不世出の書き手といわれた人だ(その後、氏の天声人語も読んだが、すばらしいエッセイ集である。彼の天声人語は泣けるのである・・・・。)

偶然ではあるが、先月逝去した父と同じ昭和4年生まれ、75年に骨髄性急性白血病で亡くなっている。最近、骨髄バンクの広告に使われている夏目雅子さんと同じあの病気である。ちなみに当時はドラマなどでもヒロインの死因によく使われた病気で病名だけでもカッコイイ印象があったのも事実(関係者の方、すいません)。

「青春日記」はその深代が学生から朝日新聞の駆け出し記者の頃に綴った日記である。

試みに「深代惇郎、青春日記」でググってみるとなんと43件しかヒットしない。
「深代惇郎」で検索しても222件しかない・・・。これは悲しい。

アマゾンでも新刊は見つからない。すでに朝日文庫も廃刊で古本しかないようだ。

ググッた中でこの本についてぼくと同じ感想や経験を持つ人がいた。東 晋平さんというジャーナリストである。
こちら
東さんは15歳で読んだというが、ぼくは大学1年のときに1つ年上の友人の薦めで読んだ。
ショックだった。
上記のサイトにも引用されているが、冒頭の書き出しからして違う・・・。
この本の前段では、深代さんが「チボー家の人々」に感動するシーンがいくつもあるが、まねして「チボー家の人々」を5巻セットで古本屋で入手したものの、ぼくには時期尚早だったのか、感性がなかったのか、ついに最後まで読まれることなく、しかも大きな心残りのまま、小さな本箱の片隅に居座っていたが、昨年、本を整理した時にブックオフの在庫にしてしまった。

一度読んだ本を読み返すことなどまずしないぼくであったが、この本だけは特別で、たぶんその後10年以上にわたって100回くらい通読したのではないか。通読以外にも折にふれてお気に入りの箇所を開いて読み返したりした。感動や共感した箇所に当時はよくマーカーや赤線をひっぱっていたので、本はほとんど全ページが多いにカラフルになってしまった・・・。
あるとき古本屋に持っていったが、あまりに汚いので値がつかず、泣く泣く廃棄した覚えがある。

この本によってぼくの思想とか人間性が変ったかといわれるとそれはわからないが、少なくとも、落ち込んでいるときに勇気をくれた本であることは間違いない。そして、その理由は文章や内容のすばらしさはもちろんであるが、一番の理由は、そんな彼もすでに亡くなっているということがではないかと思うのだ・・・。

この本を読まなくなって久しいが、今、もう一度読んだらどんな風に思えるか。
また、入手するか、図書館で探してみるか・・・。

彼が病に倒れたのは、46歳であった。
ぼくもこの年齢に遠からず達する。


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新聞とかマスコミとか・・・

Fool Proofってバカが扱っても大丈夫なようなシステムの考え方なんだが、
マスコミっていうのもある意味そういうものであるはず。
くだらないバラエティを放送したって直接的な害はないわけだ。

しかし新聞とかTVでもニュースはそうともいえない・・・・。
例の年金未納問題、いい加減に飽きているが、古館伊知郎の22時からの奴(題名が覚えられない・・・)は相変わらずところ狭しと未納議員の写真を並べているし、・・・ちなみに古館になってからあの番組だめですね。
うるさいだけで面白くもなんともない。あの時間はNHKの方を見ることが多いです。

さて、今朝の新聞、といっても朝日も読売も購読していないので、WEBだが、
小沢さんの代表辞退をめぐる2紙の社説は興味本位に見てみると面白い。

朝日の社説はひどいなあ・・・。

朝日から
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 身を捨ててこそということか、小沢氏にすれば自分が代表を辞退することで首相に刃(やいば)を突きつけようとしたに違いない。小沢氏の辞退の弁は潔くも響く。
(略)
 まずは首相が態度を改めるべきことは言うまでもない。自らの問題について「加入しなければならないという時期になってからは、もうちゃんと払ってるんだから」とはねつけているが、これでは済まない。
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なんでこういう議論になるんだろ・・・。そもそも国民年金は自営業者などそれまで年金がなかった人のために
作られたわけで、加入する権利はあっても義務ではなかったわけだ、86年までは。
新聞の社説っていうのはどういう編集・チェック手続きで公開されるのかは知らないが、どうなっているんだろう。

ぼくは巨人ファンでもないが、本日の社説は読売の勝ち・・。

読売から
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 だが小泉首相同様に、小沢氏の非加入は、何ら政治責任が生じるような問題ではない。一九八六年以前は、国会議員が国民年金に加入するかどうかは任意だった。その間、加入していなかったからといって問題視することがおかしい。「未加入」と「非加入」は違う。
(略)
 未納・非加入問題は、年金制度の複雑さ、分かりにくさを浮き彫りにしたものだ。本来、制度の改革を議論するのが政治の責任のはずだ。個人攻撃の対象とするべきものではない。それを菅代表が政治問題化したことが、混乱を招いた。
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菅さんのこの問題についての態度は最初からおかしかった。江角マキ子の未納問題のときに「国会に呼んで説明をしてもらうべき」というようなことを言っていたが、あれ以来まったくおかしい。未納三兄弟発言もそうだが、自身の未納が発覚したときも「行政のミス、なんらやましいことはない」と胸をはった。行政のミスで責任がないというならほかの多くの未納議員もその可能性が高いわけで、批判の基準が他人と自分では違うのだ。

ま、それはいい。
というようなことを考えていて、木村剛ちゃんのココログ を読んで、なるほど、と思った。
木村氏曰く
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どうも厚生労働省は、当初からの計画通りに「年金問題の根幹は無責任な未納者である」という世論作りを展開し、そもそもの年金制度の欠陥や自らの無駄遣いの問題などを封印してしまうつもりのようです。そういう霞ヶ関の行動を監視し、警告を発するのがマスコミの役割であるはずなのに、彼らの計画にのせられて「未納問題」で盛り上がるマスコミは本当にアホなピエロです。官僚たちがほくそえんでいる様がみえるようです。
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まったく以ってこのとおりの進捗になっているのが悲しい


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PowerShot S1 IS

D-70だ、KISS-Dだと騒いでいた割には、結局のところ、三脚担ぎを厭い、レンズに金をかけるつもりもないぼくには、デジタル一眼は時期尚早とのことで、手ぶれ補正付き高倍率ズームに絞りました。
もちろん価格もそれなりのものということで2機種に絞られます・・・。で・・・。

【普及帯 手ぶれ補正付き高倍率ズーム 2機種の個人的比較】
 Panasonic DMC-FZ10Canon PowerShot S1-IS
画素数400万320万

今使っているQV4000が400万だ。サブ使用のDimageXtは320だが十分ではある
ズーム12倍 35~420mm10倍 38(W)-380(T)mm

やっぱり大きい方がいいが7倍以上で10倍あれば十分
開放絞り値全域F2.8F2.8(W)-3.1(T)

明るい方がいいけど風景写真主体なので
液晶モニター2.0型1.5型

このくらいはほしいこれは不満です
記録媒体SDメモリカードCFカード

新規に購入しないとQV4000のが転用できる
電源リチウムイオンバッテリーパック(付属、7.2V,680mAh)単3形アルカリ電池

予備電池がないのはアウトドアでは不安。重くてもバッテリー切れよりはいい
大きさ幅 約138.5×高さ約87.2×奥行約105.7mm111.0(幅)×78.0(高さ)×66.1(奥行き)mm

デジタル一眼レフなみの大きさこれでも大きいが
重さ約518g(本体)約370g(本体のみ)

重い・・・。でもバッテリー込みだ単3を4本入れれば95gくらい増えるが・・。
フィルター径72ミリアダプターで52ミリ

新規に購入しないとお、QV4000のフィルタ、テレプラスが使える
ボディ色シルバー・黒シルバー

黒、いいですねえちょっとちゃっちい
価格COM平均価格60,018円53,140円

・・・・ということで、そこそこの画質とバッテリー、重量、そして総支出額の点でS1-ISを購入しました。
 購入は楽天のキタムラ。アダプタ+レンズフードも一緒に購入。

昨日、撮影した画像はこちら。まだ使い方をマスターしておらず、みんなAUTOです。
花などをそこそこの距離からテレ端で撮影しましたが、すべて手持ちにもかかわらず、それなりに撮れています。ISの威力はかなりあると思います。

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整備不良ならいいの??

メディアを騒がせている三菱自動車・ふそうの欠陥隠蔽事件であるが、メーカーの隠蔽体質についてはあきれるばかりだが、もっと基本的なところで不思議に思うことがある。

この事件についてはメディアでの一般的な報道しか知らないし、大型自動車の構造に詳しいわけでもないが、そもそも車輪脱落事故の原因が三菱自動車が主張していたような「整備不良」であったとしたら、彼らは免責されるのだろうか?ということである。

言いたいのは、製造物責任とかの法的な話ではなくて、もう少し基本的な話である。

この種のリコールが話題になるとよく「これによって走行不能に陥る」という表現が使われるが、それは違うのではないか?
「走行不能になる」という意味は何か? 止まっているときに発生すれば(まあ、ふつうは停止中には発生しないのだろうが)それから走行し始めることができない、という意味で「走行不能」なのだろうが、走行中に発生した場合は、「制御不能」「停止不能」に陥るわけで要するに「暴走する」のではないか
もちろん用語の定義としてはそこまで含めて「走行不能」といっているのかもしれないが、「走行不能」といわれると車のスピードがガクンと落ちてよろよろと路肩に止まる・・・、そんな印象があるが、高速走行中に車輪が外れたらはたしてヨロヨロと路肩に止めることができるのだろうか・・・・

話が逸れた。

さて、「整備不良」によってハブが破損し脱輪が起きた場合、その整備不良とはどこまでが整備するユーザの責任でどこからが製造者の責任なのだろうか。

このブログの題名は思いつきで「Fool Proof」としている。欄外に記載のとおり「愚か者にも耐えられる」、すなわち「よくわかっていない人が扱っても安全」。安全設計の基本として重要な概念である。要するにユーザの無知でとんでもない操作をしてもとりあえず安全、ということである。とりあえず安全とはコンピュータソフトウェアの世界でいえば、エラーになってそれ以上悪化させない、ということ。ハードウェアであれば少なくとも人を傷付けない、ということだ。

整備不良だった場合にユーザに責任はあろうが、整備不良のユーザがあることを想定してその次の安全策を講じるのがメーカーの責任ではないか? ハブが破損するのであれば破損直前にアラームを出す、ブレーキがかかるとか・・・。
そのような安全対策をとった装置を製造してからユーザの「整備不良」を責める資格が出てくるのではないか?

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◎木村剛「投資戦略の発想法」

投資戦略の発想法

10万部を突破したと作者のブログに書かれていたので、どんなものかと図書館で借りて、
木村 剛 「投資戦略の発想法―ゆっくり確実に金持ちになろう」を読んでみた。

 である。花丸を差し上げたい。
 木村さんのブログにトラックバックを張ったからいうわけではない。

 この本を読むと木村氏のいつものいかめしい顔がやさしく微笑んでいるように思えてくる。
彼の良識がにじみ出ていると感じた。

 基本的な内容はバフェットやリンチの曰く株式の長期保有であるが、そこに至るまで、すなわち株式投資をして良いと木村さんに認められるまでがなかなか厳しい
 家計簿をつけたり資産・負債状況を調査したりしたのちに2年分の生活費を貯蓄せねばいけない。
 試しにバランスシートをざっと作ってみると、すでに住宅ローンを抱えているぼくには当分、投資の資格はなさそうだ・・・。
 という、悲しい前半。

 後半に入りいよいよ投資の話になるが、ここからは金融界しかも日銀にいた木村氏の面目躍如編である。

 自然、短期売買への戒め的な話が多いが、その例証がなかなか興味深い。
 特に第2部「財産形成のために知っておきたい投資理論」の「実践で活かせる行動心理学」に記載された多数の例示はかなり面白い。
 ここでは「投資」と「投機」の違いを同じ事象を別の表現で表示した場合の人間の思考方式や行動様式を通じて述べている。

 ああ、これって「不良債権問題」における木村さんあるいは金融庁の検査官と銀行の言い分のようだ・・・。金融庁は数値を以って「不良債権」と認定しようとするが、銀行は「今度は上手くいく」という心理でそうではないと言い張っているような・・・。(本当にそうなのかは知らないが)反論するほうはまっとうな理論だと思い込んでいるが、実は数学的な根拠は希薄・・・。ま、これだけの説明ではそれでなんで面白いのか想像がつかないと思いますが・・・。

 「経済変動をこの方法で乗り切る」では264ページの図19「絶妙かつ脆弱なマクロバランス」が秀逸だ。これは不良債権によるデフレプレッシャーが過剰流動性をカバーしているためにインフレにならない微妙な状態をぼくら素人でもわかるようにまとめた絵である。

 実は、前半部分でローンを借りてマイホームを持つべきかどうかの議論の中で木村さんのいう、すぐにでも高金利になりうるとの話は直感的には理解できなかったのだが、この図を見たら目からうろこが落ちた。
 もっと正直にいえばこの絵は木村さんの別の本か何かで見た覚えがあるが、そのときはピンと来なかった。それがこの本で展開された資産形成の考え方というか基本的な発想法を読んでいるうちに、この図が出てきたところで、すっと頭に入ってきた。
 この本を読んだ方の中には「この絵を見ないとわからないのか」という意見もあろうが、ぼくの場合はそうだった。

  こういう絵は、巷の投資術の本にはきっと出てこないだろうが、この本のテーマである「投資戦略の発想法」のバックボーンとしては必須だと感じた。うまく表現できないが、要するにこの絵を理解できる程度の経済知識は持たないとだめでしょ、という感じかな。
 この本は「投資戦略の発想法」という題名ではあるが「経済の基本的な仕組みを理解して自分の行動をチェックするための本」といえるだろうか。

 さて、住宅ローンをどうするか、ってそれこそすぐには解決できないのだ・・。

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新撰組をめぐる雑文

沖田総司

童門冬二「沖田総司 物語と史蹟をたずねて」を読んだ。

 なんか意味不明の本でした。沖田の幼少から死までをエピソードで綴り、ついでにところどころに史跡の紹介のコラムがある。コラムの史跡紹介はまあまあかも知れないが、本編がだめだ。
 いわゆる沖田らしさがにじみ出るような場面もあることはあるのだが、いかんせんひとつのエピソードが短すぎる。


新選組血風録
ま、そこへいくと新撰組のエピソード集である司馬遼太郎「新選組血風録」はやはり読み応えがある。昨日のブログにも書いたが、たとえば沖田の話である「菊一文字」など談志が朗読のCDを出すだけのことがある。たんたんとした語り口の中でも沖田の心情とか性格とかがよく出ている。最後の決闘シーンなどつばぜり合いの描写のひとつもないのに、情景が浮かんでくる。さすがである。
 新撰組はそもそもは殺人集団である。だからストーリーも誰かが必ず殺される。しかも新撰組内部での殺戮がいかに多かったか。
これを映画にすればかなり残酷なシーンが多数出てきてR指定間違いないのであるが司馬が語るとそういうことはきれいに抜け落ちて、刀さばきの鮮やかさにうっとりしてしまうように思えるのが凄い。


燃えよ剣

 昨日のNHKのTVがあまりにもひどかったので、ついでながら同じく司馬遼太郎「燃えよ剣」にもちょっと・・・。
この作品での司馬遼太郎の語り口はいつも淡々としている。語り部に徹していて自らの感情を吐露することはない。その語り口は読者はもちろん司馬自身も土方にはなれないと悟ったような語り口である。冷酷な参謀を演じる土方を語るにはこのような鳥瞰図的な描写がよくあっている。
  同じような語り口は、「坂の上の雲」の秋山真之、「国盗物語」の織田信長、さらに遡れば「空海の風景」の空海などの天才を語るときに多く見られる気がする。一方で司馬が気持ちを込めた語りをしないかというとそうでもない。「菜の花の沖」や「韃靼疾風録」などの冒険譚は少なくとも違う。
 だから(でもないが・・・)土方を語るには土方の気持ちになろうなどとしてはいけないのである。昨日のNHKのTVで一番違和感があったのはここに尽きる。土方が生きた時代とは時代背景も環境も経歴も違う一般視聴者に対して「土方と同じ気持ちになって人生の岐路を考えましょう」ということが無理なのだ。
 なんだか司馬論だか土方論だかNHKの番組論だかわからなくなってきたが、大河ドラマでもなんでも制作側は製作したものを公開すればいいのであって、その思想までも無理に押し付ける権利はないのだ。

 p.s 昨日のブログにコメントおよびトラックバックをいただいた白牡丹さんによれば放送された内容にも史実と違う事象が散見されるようだ。
 歴史好きの日本人のしかも人気のテーマなのだから、このあたりの考証はきちんとしていただきたいです。
 世界の果てまで長期間の取材をしたドキュメンタリーとああいうお手軽企画の番組が同じ時間の枠を使うことに妙な疑問を感じる・・・

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NHKこの人を見よ

久しぶりでNHKの出来の悪い、お手軽番組を見た。
昨日4日の23:15から放送された「この人を見よ・歴史生き方発見!」である。

取り上げる題材が土方歳三なので、いかにも大河ドラマ視聴率対策である。
まあ、それはいい。

しかし内容がいかにも手抜きであった。

対談相手がなんで建築家の安藤忠雄なのかよくわからない。プロフィールを見ると大阪の司馬遼太郎記念館を設計したくらいか・・・。


きっと新撰組に造詣が深いのであろう建築家が、土方歳三の生き方を不明瞭な口調で話しをする。
それにアナウンサーが相槌をうち、「こんな人生の岐路に立たされたとき、あなたならどうするでしょう」と
問いかける・・・。
で、回答(すなわち土方のとった行動)の補足として、司馬遼太郎「燃えよ剣」の一節が朗読される・・。

朗読もよくない。
立川談志による「新撰組血風録」の一節の朗読のCDを最近聞いたが、こちらの方がぜんぜんいい。
まあ、話のプロである噺家と俳優の違いだろう。


制作費がかかっていないなあ。というか、製作側の意気込みや意図が何も感じられない。

まだ「そのとき歴史が動いた」のほうが多少なりともつくりがまともで、興味を持てる。
あちらの方は割りと最近の新説や資料などの掘り出し物があって、何回もやりつくした歴史上のテーマに
それなりにうまくスポットを当てていると思う。

しかし、昨日のあれはなんなんだ。
普通の人間が土方歳三と同じような判断基準で生きられるものか!
TVの前では「ああ、あんな選択はできないな」と思った人ばかりであろう。
そのように思わせることに何の意味があるのか・・・・まったく意図がわからない。
土方が参謀に徹し、新撰組が幕府が滅ぶのを見極めたうえで武士としての誇りに生きたことぐらい誰でも知っている。少なくともこの番組を見てみようかという程度に歴史に興味がある人なら・・・。

まあ、ぼくはこの番組をつけながら別の本を読んでいたので(沖田総司関係ですが・・・)見るだけ時間の無駄だったということにはなりませんでしたが。

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中村周一郎「北アルプス開拓誌」

本丸に書いた内容と同じです。

北アルプス開拓誌

中村周一郎「北アルプス開拓誌~近代登山の基礎を築いた、山の先駆者たち」を読んだ。
面白かった。

著者の中村周一郎という人の名は初めて聞いた。
初版は1981年だが著者は明治33年(1900年)生まれとあるから、初版時でも80歳を越える高齢である。読んだのは改訂第一刷(1995年)。出版元である郷土出版社は松本にあるから地元の研究家だろうか(著者の生まれは神城である)。

この本であげた山の先駆者たちは、穂刈三寿雄、百瀬慎太郎、松沢貞逸、鹿島のおばば(狩野いく能)、ガイド3人(嘉門次、喜作、遠山品右衛門)、そして最後に播隆上人である。
 通常、この種の山岳登山史ではウェストンをはじめ初期のパイオニアの人たち、すなわち実際に登る人がテーマであることが多いが、この本は山小屋を建てたり、登山者の世話をしたりした人がテーマなのが変っており、それだけに興味深く読める。
 山小屋に泊るということを久しくしていないが、それでも時折は小屋にお世話になることはある。そんなときに、どうしてこんな生活をやっているんだろう、と素朴な疑問を持つことがある。
 割りと最近の人の本では雲取山荘の新井さん八ヶ岳黒百合ヒュッテの米川さんの本を読んだことがあるが、黎明期の人の話を読むのは初めてだったのでとても興味深く読めた。

以下、この本での登場人物

穂刈三寿雄:苗字から槍ヶ岳山荘の関係だろうと思ったがその通り。播隆上人をめざして山小屋建設にかける意気込みは興味深い。

百瀬慎太郎:石川欣一の本でその名前はよく見ていたので、大町の旅館の主だとは知っていたが、百瀬が隻眼であることすら知らなかった・・・・。

松沢貞逸:白馬山荘をはじめ栂池スキー場などの一大リゾート「白馬」を興した貞逸とその後継者の話は下手な企業小説よりも面白い。

鹿島のおばば:この人の話は知らなかった。途中から開始した「登高」という宿帳の名簿やそこに記されたコメントの豊富さが凄い。

ガイド3人:嘉門次についてはウェストンの話で何度も登場するが、喜作新道の小林喜作についても、黒部の主の品右衛門も初めて読んだ。

播隆上人:については以前に新田次郎「槍ヶ岳開山」を読んだので内容はほとんどが既知のことであった。そういえば穂刈三寿雄は新田次郎よりもはるか以前に「槍ヶ岳開祖・播隆」を出版している。

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大藪宏「物語 日本の渓谷」

本丸と同じ内容です。

物語日本の渓谷

 大藪宏「物語 日本の渓谷」。 沢は怖いので興味はないけど、目次に魅かれて読んでしまった。なかなかマニア向けで面白い・・・。
その目次にしたがって・・・・

大井川渓谷最後の秘境-接阻峡物語:中村清太郎の「山岳渇仰」を読むまでは、南アルプスの南部は静岡側から入山することは頭ではわかっていたものの、大井川という名を見て、島田-金谷の間の渡しを思い浮かべるより早く、中村清太郎の文章を思い起こすようになった・・・。作者大藪氏曰く「日本アルプスにその源をもつ河川は多いが、流れ込む全水量をこの山域のなかで集める大河となると、北に黒部川、南では大井川ということになろう」「比較的狭い海岸平野の町から、私鉄が山岳地帯の入り口まで延びて、そこからトロッコ列車で峡谷見物ができるという状況は、北アルプスの黒部川峡谷下流部のようすによく似ている」・・・なるほど、などと思いながら紀伊国屋文左衛門の昔から林業最盛期の大倉喜八郎の時代を中心にこの川の歴史に迫るなかなか面白い読み物である。中でも大倉喜八郎が90歳の時に実行した赤石岳への大名登山は面白い。なにせふもとから山頂付近までほとんど自分の土地のようなものなのだ。戦前に皇族が登山したときもさぞやとは思うがたしかにこれこそが大名登山だろうという感じである。

・田部重治と歩く奥秩父の秘境-笛吹川源流物語:ぼく的には当然このくだりを見て借りたわけであるが、中身は前段の大井川とはかなり異なり、ホラノ貝を厳冬期に中を実際に通る話である。とはいえ、田部を知らない人にもわかるような導入部やホラノ貝を初めて見たときの感動などはよく伝わってくる。ちなみにホラノ貝とは笛吹川東沢の核心部のゴルジュ帯(両岸が迫った渓谷)であり、いわゆる「通らず(通過不能地帯)」である。ホラノ貝は水が凍らない時期には激流のため遡行は困難であるが、ここを迂回すればその先にたどりつくことはできる。そんな場所を厳冬期に決死の覚悟で通過してみようというのだから遡行とは基本的に岩登りと同じ感覚である・・・。

・多摩川源流流泳紀行:多摩川の源流域を泳ぎ下るものである。多摩川も奥多摩湖より上流はかなりの激流で何箇所も「通らず」がある。これを遡行するのは無理だけどボートや浮き袋を使えば下れるのではないか、といってやってしまったのがこの話である。まあ、それだけであればこの文章は「山と渓谷」誌に発表されずに「フォール・ナンバー」(白山書房)あたりに発表されただろう。この節も多摩川上流の黒川金山にまつわる話などもからめてそれなりに興味を持って読める。

・井上江花と黒部峡谷探検:やっぱりこれが一番面白かった。井上江花という人は知らなかったが富山の「高岡新報」という新聞の記者の人で黎明期の黒部を紹介するために、やや大名登山的な雰囲気はあるものの、当時の有名な黒部の主、助七(木暮理太郎たちも使ったことがある案内者)をつれて黒部川を溯る話である。この時期の話には当然ながらそれ以前の歴史的背景を知らないとちっとも面白くないのだが、そのあたり、すなわち佐々成政のさらさら越から前田家の支配のようすなどが詳しく語られており、時代背景を頭に入れたうえで読むことができるのでよい。
ちなみに作者の大藪氏はさらさら越はなかった、少なくとも行きはともかく敵陣からスタートする帰りはなかったとする派である。

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オーパーツ

オーパーツって聞いたことありますか??
製作当時の技術や知識では到底、不可能と思われる工芸的な産物。「場違いな工芸品(Out-Of-Place ARtifacTS)」の略語です。

例としては http://www.saturn.dti.ne.jp/~kamei/mmrr/o-parts/o-index.htm  なんかどうでしょうか??

で、ものによっては確かに解明されていないものもあります。
が、解明されていないことで論理の飛躍を(たぶん意識的に)行って人心を惑わし、金儲けに使う人もいます。

ま、代表的なのはグラハムハンコックさんでこれについては以前にも書きましたが、反論は各所にあり、
こちらのサイトはよくまとまっているようです。 http://www.asahi-net.or.jp/~pi4t-kmr/OOParts/ooparts51.html

で、まあ、それはどうでもいいんですが、こういう話って少し冷静に読んだり調べれば引きずり込まれないんですが、それを怠ると簡単に落ちてしまいます。

詐欺話やねずみ講にだまされた人のニュースを見ると「オレはあんなのにひっかからない」と思いますが、油断大敵ですね。

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