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耳をすませば その2

13日に初めて見てから昨日までで通算3回見てしまった。

2回め以降に見るときはストーリーがわかっているので早送りをしたりするものだが、そうしようという気にならない。
シーンの切れ目などで数秒くらいは見なくてもいい場面があるかもしれないが、それとてよく見る価値があるシーンが多い。
たぶんそれはアニメゆえのせいであろう。
電車のつり革のゆれ具合、通過する電車の描画、夕立が来る前触れの雲、坂道の途中の捨てられたスポーツ新聞の「阪神大逆転」の見出し、やけに多いクロネコヤマトのトラック・・・。こんなものは実写版ではあまり気にもしないが、こんなものまでを見入らせてしまうのがアニメの力かもしれない。
アニメ描画のすばらしさという点では、バイオリン演奏のシーンが究極かもしれないが、塀から飛び降りる猫のムーンの動き、光ものでは猫の目、朝日などもいい。

ストーリーを支える「小物」としては閉店中の地球屋の前で背後の自転車の音に期待して振り返るシーン、翌朝早朝にあわてて外に呼び出されても大丈夫なように前日は私服のまま「戦士の休息」で寝入ってしまうところ・・・。

宮崎アニメのなかでもSF的な作品では、飛行シーンに注目してしまうが、ふつうの人間が主人公の作品のほうが細かい描写が面白いかもしれない。それは「耳をすませば」の前作ともいわれる「ぽんぽこ」でも同様だ。

エンディングのスクロールの細部まで見入ってしまうこの作品、たいへんよく出来ている。

ただイルカ問題以降のオリビアニュートンジョンをぼくは嫌いなので冒頭のカントリーロードはジョンデンバーにしてほしかった。ジョンデンバー的なカントリーウェスタンの方が地球屋でのセッションに似合うと思うのだが・・・。

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