村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事

村上春樹の翻訳本の(たぶん)全部の紹介と翻訳家であり、村上の翻訳のチェックもしている柴田元幸との対談集である。翻訳本そのものにはあまり興味がないが、柴田との対談はなかなか興味深い。翻訳そのものへの興味ではなく方法論が異なる二人のプロが互いをリスペクトしながらの対談だからなのか。

対談で出てきた村上春樹がテーマを絞って複数の作家のものを翻訳したアンソロジー「バースデイ・ストーリー」を今日、図書館で借りてきた。もっとも同じ村上が同じ手法で恋愛をテーマにしたアンソロジー「恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES」は村上の作品以外はいまいちピンとこなかったのであまり期待はしない。

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ゴースト・イン・ザ・シェル

 アニメの3Dの攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3Dを見に行ったのは、2011年か・・・。
 と、来週上映終了になるゴースト・イン・ザ・シェルを観てきた。
 マニアのレビューはあまりよくなかったようだが、原作におぼれている人ではない僕にはなかなかよくできた映画だと思う。アニメのネタを時にはワンシーン全部に、あるいは川面に映る機影だけとか、ほどよく散らしている。ただ、テーマが少佐の来歴であり、その中身やエンディングが気に入らないマニアはいるだろうな。
 原作アニメシリーズのように、ITやサイバーテロに立ち向かう少佐が見たいのであって、成り行きとはいえ少佐の来歴に踏み込む(作りこむ)必要はないし、特にグゼの来歴は僕的にも少し許しがたい部分があった。

 北野タケシに銃を持たせるとどうしてもアウトレイジになるなあ。

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久しぶりに「茄子 アンダルシアの夏」

茄子 アンダルシアの夏を、久しぶりに観てみた。以前に観たときはロードレースのことを少しわかってきた2009年。当時のブログを今見るとやっぱりわかっていないなあ・・・。実況は今中大介ではなくて、内容は栗村修でしょう。逃げの勝利の可能性の実況解説なんか、声を栗村修がやったらJSPORTS観ているように思える。

 ブエルタの暑い感じ、ロードレースのかけひき、。悪魔おじさんまで出ていた。
 エンディングテーマは忌野清志郎が歌っていたが、バイクブランド名はほどんど分かったけれども、製作が2003年なんで選手の名前はバッソとかビッグネームしかわからなかった。



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EPSON PULSENSEの脈拍計は正しいか調べてみた

 ロードバイクで外を走る時は回数も少ないので、胸ベルトをするのは苦にならないが、ローラーはほぼ毎日なので、心拍計のベルトをつけるのが面倒。そんなわけで、手首で心拍数(脈拍数)が測れるものを探してみた。
 サイコンはGARMINなのでまずはGARMINをあたってみたが、vivoactive J HRは立派なスマホでよさげだが、実売3万円もするし、デザインが・・・。vivosmart HR Jは2万円程度だが、AMAZONのレビューでは、どうも脈拍計はいまいちのようだ。vivoactive J HRはvivosmartよりも新しいが、GPSのGrminでも脈拍検知の技術は今一歩か。(手首で脈拍を測る仕組みは光を血管にあてて反射からヘモグロビンの数の増減をみて推測するらしい・・。)同じ類推では、GarminのFenix3Jや5Jもこと脈拍計測では同じようなものかもしれない。

 それはともかく他にもMioとかも見てみたが、どうもいまいち、というところで、なんとあのプリンターのEPSONからPULSENSEというシリーズが出ていることを知る。価格も2万円くらいでデザインはふつうの時計。

 とうことで、PULSENSE PS-600Cというのをポチってみた。

 昨日、届いて充電して(最初から90%充電されていた)、腕にしてみるといちおう表示されている。

ローラーを漕いでみたが、なんとなく外でみる数字よりも低いような気がする・・・。ということで、今日はローラーのときに、胸ベルト(サイコンはGarmin Edge500)と比較してみた。ちなみに、Edge500と心拍ベルトの通信はANT+で、Bluetooth未対応。PS-600Cとスマホ間はBluetoothでANT+未対応なので混信はありません。



結論・・・正確です!


詳細はこちら


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村上春樹「騎士団長殺し」

 なかなか面白かった。読みやすい。しかも珍しくハッピーエンドっぽいこともあり、読後感が良い。
 全くのリアリズムというわけではないが、「多崎つくる」のように重要な謎は残さない。
 意識してか無意識かはわからないが、過去の村上作品の一部を彷彿とさせる部分が多い。
 プロローグでいきなり顔のない男が出てきて、あれあれと読み始めると、離婚を迫る妻の名前が「ユズ」(かたかなだけど)だったり・・・。井戸のような穴も出てくるし、やっぱり最後はその穴に戻ったり。基本的には村上春樹の小説のつくりである、Seek & Find的である。そして騎士団長は知識がある羊男にも思える。
 「騎士団長殺し」という題名だけが発表されたとき、オペラ「ドン・ジョバンニ」に関係したものになるのかと言われたが、その点については村上春樹は裏切らない。
 
 村上春樹の小説は日本人の過去の戦争犯罪、特に中国に関わるものが多いと言われ、今回も南京侵攻が少し出てくるが、メインはナチス。ナチスドイツのオーストリア併合は受験の世界史で覚えていたが、なかみは全く知らなかった。それを「アンシュルス」というのも初めて知った。

2冊セットを即決価格でヤフオクに出したら5分で売れた・・。



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